Torpedo Liveの使い道そして・・・

 KEMPERとTorpedo Liveについては、キャビ&マイキング部分がそれぞれ別々だった為、純粋な比較はできなかったわけですが、キャビネットのIRデータを共通化することで厳密な比較が可能となりました。

簡易的ではありますが、Torpedo LiveをDI代わりにしてKEMPERへ取り込んでみました。そして早速、それぞれの音を録音して聴き比べてみると、思っていたよりも明確な違いが出ませんでした。

弾いた印象では、実機アンプ+Torpedo Liveの方がピッキングニュアンスや表情を出しやすいような気もしますが、それぞれの機器を瞬時に切り替えないとわからないレベル。実機アンプを使っているという先入観がそう感じさせるのかも?

 

リアルアンプを家で弾く前提で導入したTorpedo Live。宅録での一番の悩みどころであったキャビネットの出音を解決してくれたのは良かったのですが、KEMPERでもキャビネットデータを活用可能となったことが重なり、キャラがかぶってしまいました。

 

まぁアンプやTorpedo Liveについては、実家に再移設して使い分ければ問題はないでしょう。しかしここで問題になってくるのは、巨大なサイレントボックスやマイク、マイクプリ、2*12キャビネットの存在。

過去、マイク録りには敵わないはずと信じてライン録音を避け続けたものの、自分で録るよりも遥かに優秀なキャビネットシミュレーションが利用可能となった今、無理に自分自身で録音する理由が消えてしまいました。

 

確かにエンジニアごっこは楽しかったけれども、アウトボードとかにはこだわらなくてもよかったかな。

【KEMPER】ダイレクトプロファイリング用のDI(ダイレクトボックス)を探す

KEMPERのダイレクトプロファイリング。マイクセッティングをしなくてもプロファイリングできますが、アンプとKEMPER以外にスピーカーレベルに対応したDIが別途必要です。

そしてプロファイリングという特殊な用途で使う為、素直な音質で余分な機能のついていないものが候補となります。最初は、素直な音質と評判のRadial JDIにしようかと思っていたのですが、色々調べるうちに変換後の音量に問題があることがわかりました。

どうもスピーカーレベル対応だけでなく、入力アッテネータを-40dBに落とせることも必須のようです。

これらの条件に当てはまるものをいくつか価格別に選んでみました。

 

■梅コース ART PDB

とあるプロの方がこれを使ってダイレクトプロファイリングしています。パッシブDIで電源不要、入手もしやすく機能もシンプル、価格もリーズナブルですね。

 

■竹コース BSS AUDIO AR133

市価25000円くらい。色付けの少ないDIで、スピーカーレベルに対応。アクティブDIの為、6P電池駆動もしくはファンタム電源に対応した機器に繋げる必要があります。

機能はともかくデザインはあまり好みではないなぁ。

 

■松コース Rupert Neve Designs RNDI

市価45000円くらい。DIとしては高額の部類に入ります。こちらもアクティブDIですが、ファンタム電源対応の機器に繋げる必要があります。つまりDIだけでなくミキサーやプリアンプを経由しなくてはいけないんですね。

まぁ通常のプロファイリングでも、マイクからマイクプリを経由して本体に戻っているわけでそれほど神経質になる必要はないかな。

見た目はこれが一番レコーディング機器っぽいです。ベース用DIとして兼用するならばこれくらい出してもいいかも。プロファイル専用だとかなり割高な気がします。

費用対効果はいかほどのものか不明ですが、厳密に聴き比べないと大きな差が出ないような気もします。DI別にプロファイルしたサンプル音源があれば参考になりますね。

 

Kemperをアップデート&ダイレクトプロファイリングを試す

■ダイレクトプロファイルの使い道

KEMPERのダイレクトプロファイリング機能の肝は、アンプ部とキャビ、マイキング部を完全に分離できることにあります。これまでは擬似的に行われていたそうですが、この機能によりアンプ部分のみのプロファイルを使用することができます。

このおかげで実際にアンプとキャビを自由に組み替えることが可能となります。

■それぞれのデータを集める

これまではアンプからマイキングまでの一体化されたデータを使っていたのですが、これからはそれぞれのデータを集めていく必要が出てきます。アンプ部分はとりあえず自前で準備しつつ、公式からもいくつかチョイス。検索機能が弱いのでほとんど見つけることができませんでしたが・・・。

 キャビネットのIRはOwnHammerやRedwirez等のフリー素材を利用。これだけでもKEMPER付属のものより幅広く収録されており、自分好みの音作りが可能です。

■プロファイル前の下準備

wavで提供されたIRデータは、公式ツールのCabmakerを使ってkjprファイルに変換します。サンプリングフォーマットは24bit 44.1kHzに対応。どのIRデータも複数のサンプルレートを収録しているので、別途変換する必要はありません。

 ■結線していく

公式ではDIを経由してラインで戻す方法が書かれていましたが、DIを持っていない為、Torpedo LiveのLINE OUTで代用。ロードボックス機能とLINEOUTを兼ね備えていれば同じようなことが可能です。

アッテネータやキャビシミュレータ等は、ロードボックス機能がないものもあるので注意が必要。ちなみにEX-PRO DM-Xはロードボックス機能がありませんので、必ずキャビネットに接続してくださいね。KOCHやMesa Boogieのは大丈夫です。

 Torpedo側はそのままだとキャビネットやパワーアンプ、EQを通ってしまうので、全てオフ状態に。キャビネットは繋がずTorpedoをロードボックス代わりとして使います。

 あとはKEMPER側でプロファイリングするだけ。設定時にキャビネットのチェックを外しておけば、プリ+パワーアンプのみのRIGファイルが簡単にできあがります。

■早速プロファイリング

今回は手持ちのEVH 5150ⅢminiとMarshall 1987Xをいくつかプロファイルしました。5150ⅢのCH3はゲインが高く、その分ノイズ成分も持ち上がってしまう為、「ノイズが多すぎる」と怒られまくりでしたが、何とか完了。最大ゲインのプロファイルは別途ノイズリダクションが必要かも。

1987Xはシンプルな設定で手早く録り終えました。EQの変化はあまり極端に変えず歪み具合を3パターン程度録ったくらい。3パターン目はフルテンで。

■以前のデータとの比較

過去作成したデータと比較試奏。

過去に作成したプロファイルは、実家にてプレイテックの2キャビにSM57やi5、e609などのマイクを立て、APIランチボックスに収めているNEVE1073LBで録りました。

キャビネットデータを共通にして比較したところ、新しくダイレクトプロファイリングした方がくっきりした印象です。キャビネット+マイキング部分の差のように極端な違いは出ないみたいです。

■実機アンプとの接着剤

IRデータを知るまでは、Torpedo Live内蔵のキャビネットデータに不満を感じていた為、実機アンプ+Torpedo Liveはいまいち使えないという評価でした。やたらデジタル臭いトゲトゲしさが強調される為、EQで無理やり補正していました。

KEMPER側は、実機アンプを自分でプロファイルしたものの使い物にならず、他人のRIGファイルで代用していました。

しかし今回のダイレクトプロファイリング機能を用いた結果、キャビネット+マイキング部分を共有可能となり、バラバラだった音作りが見事に結びつきました。

この分だと普段使いにKEMPERを使用して、実機アンプとTorpedoは実家送りにしてもいいかもしれませんね。

2月ライヴに向けて

昨年9月から次回ライヴ用の曲を決めて練習してきました。時間があった為、色々と候補曲をピックアップして選ぶ余裕ができました。

前回よりもバリエーションが増えてグランジ、ハードロック、メロコア、疾走系の4曲。バンド名、曲名は恥ずかしいので書きませんが、一般的に有名な曲ばかりです。ちなみに私が選んだ曲は全てボツ。ちょっとマニアックで、難易度的にもNGだったようです・・・。いつかはRUSHやりたいなぁ。

 

エフェクトボード周りも前回より最適化を図っています。あまり活用できなかったファズやボリュームペダルを廃し、代わりにオーバードライブ兼ブースター、リバーブを追加。リバーブは蛇足かと思いましたが、意外と音作りに貢献しています。

 

導入したArcher Ikonはどちらかというとブースターメインで、単体での使用はあまり使わないかな。家に帰って試した感じでは、FULLDRIVE2との組み合わせでおいしい音色が得られたので、できればそれに近いコンパクトな歪みを入れておきたい。

こうすればBogner赤と使い分けできるようになるので便利。やっぱりTS系はあると便利ですね。

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以前は自作DCケーブルを作ったりもしていましたが、電源供給部分でショートの恐れがある為、使うのを止めました。

Lプラグの質が悪いものばかりで、ちょっと太いケーブルだと合わせ目部分が浮いてしまうのが不満でした。

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