西森マリー NHK-FM ロックサウンド回顧録①


220 Volt - Love is all you need (Official Videoclip ...

 

1988年頃のお話。

それまで耳にする音楽といえばベストヒットUSAとかで取り上げられるメジャーな洋楽中心だったのですが、当時高校生だった自分がふとしたきっかけで耳にしたFMラジオ 西森マリーのロックサウンドにはまりハードロックの持つ独特な世界観に目覚めました。

今回紹介する曲は、初めてその番組を耳にした時に流れていた220VOLTのLove is all you needです。20数年ぶりに聴いたのですがその時の衝撃は変わらず。これこそが自分が求めているハードロック像と言い切ってもいい儚くてマイナーな曲調は健在でした。抑え気味な歌いだしから伸びやかに響き渡るボーカルとコーラス、全体を哀愁感で満たすキーボード、そして歌メロをなぞるギターソロとマイナー臭全開。

やっぱり自分の本流は解放的なアメリカンハードロックよりも欧州寄り。儚くて湿り気のある曲が好みなんですよね。

 

このようにNHKロックサウンドで取り上げた曲はひたすらマニアックな選曲に隔たっていて、一般的にイメージするハードロック像から逸脱していました。当時はBONJOVIやガンズといった華やか煌びやかな部分が主流だったと認識していますが、その影となる部分に着目するのは今では考えられないですね。商業的には一般受けする曲を紹介する方がメリットあるでしょうし。まぁ当時はそういった利害だけでない何かを伝えようとする力があったということなのでしょうか。