坂本真綾のトリビュート

知らない間に坂本真綾のトリビュートアルバム「REQUEST」が出ていたんですね。選曲も思い出深い菅野よう子時代の楽曲が大半を占めています。

あれっと思ったのがSUGIZO feat IAのバイク。VOCALOIDのIAといえば最近ギターマガジンでSUGIZOさんがIAについて語っていました。どういうアプローチで使っているか興味があったので、この曲だけダウンロード購入してみましたが。。

 

基本的にどの楽曲にも言える事なんですが、原曲は本人の歌声を支える引き立て役に徹してあまり派手ではないんですよね。大胆にアレンジしてしまうと原曲から大きくかけ離れてしまい、違和感を強く感じることになりそう。更に歌声が別人になってしまうと・・・。

トリビュートアルバムって、原曲に思い入れが強いとちょっとした違いが違和感につながってしまう怖さがあり、安易にリリースできないなぁと感じました。原曲愛に満ちたトリビュートは好意的に聴けますけどね。

 

さて、SUGIZO feat IAはどうでしょうか。VOCALOIDをあえて使うから何か面白いアプローチをするんだろうと密かに期待しましたが。

しかし聴こえてきた歌声は予想の範囲内というか、特にこれといった特徴も無くいつものIAだなぁ・・・と。やはり歌声を売りにした楽曲をVOCALOIDに委ねるのはちょっと無理があります。

 

SUGIZOさんがギターマガジンで自分で好きに歌わせる自由度について語っていましたが、それが本当の意味で満足できる歌声なのかというとちょっと疑問。最初はそういった自由度に魅せられて色々な楽曲を作ったりしましたが、できることの限界というものも肌で感じ、徐々に表現の幅を狭めていったような気がします。VOCALOIDについてあまり詳しくない知人に聴かせるといつもボーカルにつっこみがありましたね。

そういえば最近はほとんど触ってないなぁ・・・。VOCALOID4がそれほど変わらず打ち止め感が強いのも影響してるんでしょうね。もう一段上のブレイクスルーを熱望します。